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健康アップ情報

「健康長寿とちぎ」の情報など健康に関する情報を掲載しています。​健康づくりにお出かけに お役立てください。

フムスのボウル

“寒さを乗り切る”

セルフケア3つの極意12/10

 冬の寒さに負けず、心地よく過ごすための冷え対策をご紹介します。冷えは万病の元といわれます。体の内側と外側から温める習慣をつけて、この冬を元気に乗り切りましょう!

1. 「首」のつく場所を温める

 首、手首、足首の「三首」を意識的に温めましょう。太い血管が通るこれらの場所を保温することで、全身の血行が効率良く促進されます。マフラー、手袋、厚手の靴下(レッグウォーマー)は必須アイテムです。

2. 内側から温める食事

 体を温める食材を積極的に摂りましょう。特に、根菜類(生姜、人参、ごぼうなど)や、発酵食品(味噌、納豆など)がおすすめです。温かい飲み物やスープで、内臓からじんわりと温めることが大切です。

3. 適度な運動で血行促進

 軽い運動で血流を良くしましょう。寒い日は特に、ストレッチや足踏みなど、家の中でできる簡単な動きを習慣に。また、入浴はシャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで、体の芯から温まり、冷えにくい体づくりにつながります。

この冬は、温めケアで快適に。ご自身のペースでセルフケアを取り入れてみてください。

シーフードプラッタースプレッド

冬の食中毒にご用心

ノロウイルスの効果的な予防法 12/10

 ノロウイルスは、冬場(特に11月~3月頃)に多く発生し、感染力の非常に強いウイルスです。主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などで、重症化すると脱水症状を引き起こすこともあります。

 最も重要なのは、「ウイルスを体内に入れないこと」と「ウイルスを広げないこと」の徹底です。

1. 徹底した手洗い:予防の最重要ポイント

ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、石鹸を使った正しい手洗いが最も有効な予防法です。

・洗い方: 石鹸を泡立て、指先、指の間、手の甲、親指の付け根、手首までを30秒以上かけて丁寧に洗いましょう。

・二度洗い: 特に調理前、食事前、トイレの後は、可能であれば二度洗いを励行してください。

・流水でしっかりすすぐ: 石鹸の成分と一緒にウイルスを洗い流すイメージで、流水で十分にすすぎます。

2. 食中毒の予防:加熱処理の徹底

ノロウイルスは主に汚染された食品(特に二枚貝などの生食)や感染者の便や嘔吐物から感染します。

・加熱の徹底: ウイルスは熱に弱いため、食品は中心部が85℃~90℃で90秒間以上になるように、十分に加熱調理してください。

・生食は避ける: 感染が拡大している時期は、生牡蠣などの二枚貝の生食は避けるのが安全です。

・調理器具の消毒: まな板や包丁などの調理器具は、使用後に熱湯消毒(85℃以上)を行うことが推奨されます。

3. 感染者の嘔吐物・排泄物の適切な処理

家庭内や施設内で感染者が出た場合、処理を誤るとウイルスが飛び散り、二次感染を引き起こします。

・使い捨て手袋とマスクの着用: 処理をする人は、必ず使い捨ての手袋とマスクを着用し、吸い込みを防止します。

・塩素系消毒液による処理: 嘔吐物や便が飛び散った場所は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする塩素系消毒液(家庭用塩素系漂白剤などを希釈したもの)で、ペーパータオルなどで覆い、しばらく浸してから拭き取りましょう。

・処理後の廃棄: 使用した手袋やペーパータオルは、ビニール袋に密閉して廃棄し、処理後も石鹸で念入りに手洗いします。

これらの予防法を実践し、感染の多い冬を健康に乗り切りましょう。

医療従事者が手を洗う
インフルエンザと口腔ケア  11/19
 インフルエンザ流行期には、従来の「手洗い」「うがい」「ワクチン接種」に加えて、これらの「口腔ケア」を組み合わせることで、予防効果がさらに高まることが期待されています。口の中の細菌、特に歯周病菌が出す酵素(プロテアーゼなど)が、インフルエンザウイルスを活性化させ、喉などの粘膜への侵入を助けたり、抗ウイルス薬(タミフルなど)の効果を弱めたりする可能性があることが指摘されています。
 

インフルエンザ予防のための口腔ケアのポイント

 

  • 起床時の口腔ケア

    • 寝ている間に増殖した細菌が口腔内に多く存在するため、朝食前にうがいや歯磨きを行い、これらの細菌を除去することが推奨されます。

  • 毎日の丁寧な歯磨き

    • 日常的な歯磨きは、口腔内の細菌やウイルスの繁殖を抑えるのに役立ちます。

    • 特に就寝前は、寝ている間に唾液が減って細菌が繁殖しやすくなるため、念入りに行いましょう。

  • 歯ブラシ以外の補助用具の活用

    • デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが効果的です。

  • 舌磨き

    • 細菌は歯だけでなく舌の上にも生息しているため、優しい力で舌磨きも行いましょう。

  • 口腔内の保湿

    • 空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下するため、加湿器などで適切な湿度(50~60%程度)を保つことが大切です。

  • プロフェッショナルケア

    • 定期的な歯科検診で、日常のケアでは取りきれない汚れや歯垢を除去してもらいましょう。

試験管に挿入ピペット
 毎年11月14日が「世界糖尿病デー」、11月14日を含む1週間(今年は11月11日~17日)が「全国糖尿病週間」に指定されており、栃木県では11月を「糖尿病予防・重症化防止強化月間」とし、糖尿病予防・重症化防止のための普及啓発活動を行っています。
 病気等に関する(防止・取組)強化月間は、その病に対する関心を高め、予防や治療について考える機会を提供することを目的としています。この機会に、糖尿病のリスクを理解し、適切な対策を講じることの重要性を再認識しましょう。
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いい歯の日 (記念日 11月8日)
「いい歯の日(11月8日)」とは 日本歯科医師会が1993年に、「いつまでもおいしく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、設定したものです。

「8020運動」とは

 「いい歯の日」の背景には、平成元年から始まった「8020運動」があります。この運動は、80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという目標を掲げています。これは、健康な歯を保つことが、食事を楽しむためだけでなく、全身の健康にもつながるという考えに基づいています。

 歯の健康を守ることは、単に虫歯を防ぐだけでなく、歯周病の予防や口腔内の健康維持に寄与します。

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医師と患者様の相談
世界脳卒中デー2025

毎年10月の1ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」です。

栃木県は、脳卒中が原因で亡くなる方の割合が高いことから、自らの生活習慣を見直す機会としていきましょう。


日本脳卒中協会と世界脳卒中機構からのメッセージ

「過信より 受診で防ぐ 脳卒中」

日本脳卒中協会

「脳卒中? 1分・1秒でも早く救急車を!」

世界脳卒中機構(日本語訳:日本脳卒中協会)

公益社団法人 日本脳卒中協会HP

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 10月 ピンクリボン月間 
 ピンクリボン運動は、1980年代のアメリカで始まった世界規模の啓発キャンペーンで、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することを目的としています。
 乳がんは女性が最も多くかかるがんです。この機会に乳がん検診を受診しませんか?
スイミングプール

人生100年フレイル予防
プロジェクト

 栃木県では、県民の皆様が生涯にわたりいきいきと暮らせる豊かで活力ある「健康長寿とちぎ」の実現のため、令和2年度から新たに「人生100年フレイル予防プロジェクト」をスタートしました。詳しくは「健康長寿とちぎ」のホームページをご覧ください。           R7.6.17up

 フレイルとは、加齢に伴い心身の活力が低下してきた「健康」と「要介護」の中間の虚弱状態をいいます。早い時期に予防や治療を行えば、より健康な状態に戻すことが可能です。早いうちに気付くことで、心身の活力低下を防ぎましょう。

​オーラルフレイル

 オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするためのお口の働きが衰えることです。 うまく噛めない・軽くむせる・口が乾く・滑舌が悪くなるといった、ちょっとした不調から始まります。 放置すると、お口の機能低下のみならず、社会との関わりの減少や身体機能の低下につながり、介護 が必要となるリスクが高まることがわかっています。 オーラルフレイルを予防するには、お口の体操がおすすめです。意識してお口を動かすことで、お口 の働きを維持することが期待できます。また、定期的に口の中をチェックすることが大切です。 かかりつけの歯科医院で、定期的に歯科健診を受けましょう。

フレイル構図.png
毎日実践シート
毎日実践シートpart2
​(セルフチェックシート)
ベジタリアンフード

​とちぎの健康レシピ集

健康長寿とちぎWEBでは、

身近な食材を使った「とちぎの健康レシピ集」を掲載しています。

山頂のハイカー

とけポロードを歩こう(25市町コース)

 栃木県では、県民の皆様の健康づくりを支援するために、気軽に楽しみながら歩くことができるウォーキングコース「とちぎ健康づくりロード」を選定し、HPなどで紹介しています。
 今回25市町のコースが「とけポ(とちまる健康ポイント)ロード」として整備されましたので、家族やお友だちと一緒に、ぜひ「とちぎ健康づくりロード」を歩いてみてください!

 詳しくはコチラ              をご覧ください。R7.8.27更新

健康長寿とちぎだより

​健康長寿とちぎづくり推進県民会議事務局 掲載許諾済み
​最新号
(175号.R7.12.10)
​バックナンバー
(169号.R7.9.10)
(168号.R7.8.27)
(167号.R7.8.14)
(174号.R7.11.19)
(173号.R7.11.5)
(172号.R7.10.22)
(171号.R7.10.8)
(170号.R7.9.24)
(166号.R7.7.23)
(165号.R7.7.9)
(164号.R7.6.25)
(163号.R7.6.13)
(162号.R7.5.28)
終了したご案内
風光明媚な道路
 県主催による運動習慣のない方やサイクリング初心者を対象にした「モニターサイクルツアー」を、2025年10月から11月にかけて県内各地で開催します。日光・那須・わたらせなど、自然や観光資源に恵まれた9つのエリアを舞台に、気軽に楽しめるサイクリング体験はいかがですか。(下のバナーをクリックしてください)
ぐるっと栃木サイクルツアー 応募topバナー_edited.jpg
①鬼怒川河川敷ぐるっと爽快ライド 8km
②自然散策満喫ライド(三本松~千手ケ原)7.5km
③ふれあいサイクルさんぽ道(三王山)15km
④日光だいや川公園ワクワクライド 20km
​⑤那須野が原公園~千本松牧場ライド 11km
⑥那須めぐり・やすらぎの風の健康ライド 15km
⑦大田原市サイクリング 15km
⑧わたらせ・ハート・サイクリング 11km
​⑨渡良瀬川ぐるり周遊ライド 17km
 厚生労働省では、毎年9月1日から30日までの1ヶ月間を健康増進普及月間とし、食生活改善普及運動と連携して、種々の行事等を全国的に実施しています。
 適切な運動や食生活などを通じて健康寿命を伸ばし、人生の最後まで元気に楽しみながら健康な毎日を送ることを目指しましょう。
脳スキャンを分析する医師
​脳卒中啓発プロジェクト研修会のご案内
令和7年度栃木県脳卒中啓発プロジェクト研修会
「脳卒中当事者 に聞く ~これまでのこと、これからのこと~」
令和7(2025)年10月20日 14:00~15:00
栃木県庁本館6階大会議室2(宇都宮市塙田1-1-20)
定員80名 入場無料(要申込) 申込締切:10月6日(月)

問い合わせ等
栃木県健康増進課 がん・生活習慣病担当
電 話:028-623-3095 メール:kenko-zoshin@pref.tochigi.lg.jp
フェタチーズとフレッシュグリーンサラダ
 この記念日は、1983年(昭和58年)に全国青果物商業協同組合連合会(全青連)などによって制定されました。語呂合わせによる記念日は、他にも多く見られ、覚えやすく、そのものへの関心も高まります。

 野菜の日は、私たちの食生活に欠かせない野菜の重要性を再認識するためにも大切な日です。栄養豊富な野菜をたくさん摂ることが推奨されていますので、改めて野菜を見直すきっかけにしたいものです。  8/28up

8月31日は、野菜の日(8や3さ1い)

夏の脱水は、脳梗塞のリスクが高まります

 夏になったら気を付けるべきことと言えば「熱中症」ですが、熱中症と同じような初期症状が現れ、か つ命にかかわるもう一つの重要な緊急事態が存在します。それは脳梗塞です。 夏は脱水になりやすく、脱水になると血液がドロドロになり血栓(血の塊)が出来やすくなります。血栓 が脳に詰まると脳梗塞になります。 命に関わりますので、以下の症状があったらすぐに119番通報をしましょう。 R7.7.24up
【脳梗塞の症状】
1つでも当てはまれば119番を!
・顔の片側が下がりゆがみがある。
・片腕に力が入らない。
・言葉が出てこない。ろれつがまわらない。
・片方の目が見えない。物が2つに見える。視野の半分が欠ける。
・経験した事のない激しい頭痛がする。
・力はあるのに立てない、歩けない、フラフラする。
■脳梗塞・熱中症予防で気をつけること
・こまめな水分補給
・夏はエアコンをつかうことを習慣化 ・アルコールは脱水を招くので、飲み過ぎに注意
・睡眠は十分にとりましょう
・持病の薬は切らさないように
・熱中症予防のためでも、塩分のとりすぎには注意しましょう
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について(健康長寿とちぎHP)
https://www.kenko-choju.tochigi.jp/contents/page.php?id=52

熱中症を防ぎましょう

 熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもっ た状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によって は死亡することもあります。 熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。 以下を参照し、適切な対策を実施しましょう。                R7.6.16up
【室内では】
■エアコン等で温度を調節
■遮光カーテン、すだれを利用
■室温をこまめに確認
■WBGT値(暑さ指数)も参考に
【屋外では】
■日傘や帽子の着用
■日陰の利用、こまめな休憩
■天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
熱中症について(健康長寿とちぎHP)
http://www.kenko-choju.tochigi.jp/contents/page.php?id=92
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