一般財団法人
栃木県教育福祉振興会
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春分(しゅんぶん)3/21~4/4ころ
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ等しくなる日です。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日にもなっています。この日を境に、いよいよ昼の時間が長くなり、本格的な春の到来です。お彼岸の時期でもあり、先祖を敬い、自然の恵みに感謝を捧げる大切な節目。心身ともにバランスを整え、穏やかな気持ちで新しい季節へと踏み出しましょう。
第一候 雀始巣(すずめはじめてすくう) 3/21〜25ころ
身近な鳥である雀が、枯れ草や羽毛を集めて巣作りを始める時期です。賑やかなさえずりは、新しい命を育む準備の合図。街角や軒先で、懸命に働く雀たちの姿に春の訪れを感じることができます。
【生活の知恵】 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、過ごしやすい気候になります。窓を開けて部屋の空気を入れ替えたり、カーテンを洗ったりと、家の中に春の光と風を取り込みましょう。
【旬の食べ物】 ぼた餅。春分(春のお彼岸)に食べるのは、春に咲く「牡丹」の花に見立てた「ぼた餅」です。小豆の赤色は魔除けの効果があるとも言われています。
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旬の魚: 桜鯛(さくらだい)、鱵(さより)
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旬の野菜: 春キャベツ、アスパラガス
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旬の果物: 清見(きよみ)オレンジ
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季節の楽しみ: お彼岸参り
第二候 桜始開(さくらはじめてひらく) 3/26〜30ころ
待ちに待った桜の花が、いよいよ開き始める時期です。一輪、二輪と咲き始め、景色が薄桃色に染まっていく様子は、日本人の心を最も躍らせます。春の陽光に包まれ、万物が輝きを増す季節の絶頂期です。
【生活の知恵】 お花見散歩がおすすめ。満開も良いですが、咲き始めの力強い生命力を感じるのも乙なものです。首元に軽やかなストールを巻いて、春の紫外線対策を始めましょう。
【旬の食べ物】 蛤(はまぎり)。産卵を前に身が大きく膨らみ、旨みが凝縮される時期です。吸い物や焼き蛤で、春の潮の香りを楽しめます。
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旬の魚: 槍烏賊(やりいか)、白魚(しらうお)
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旬の野菜: 竹の子(たけのこ)、菜の花
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旬の花: 桜、連翹(れんぎょう)
第三候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをだす) 3/31〜4/4ころ
遠くの空で、春の訪れを告げる雷が鳴り始める時期です。冬の眠りを覚ますようなこの雷は「春雷(しゅんらい)」と呼ばれます。激しい雨の後には、さらに緑が濃くなり、花々が鮮やかに咲き誇ります。
【生活の知恵】 新年度の始まり。新しい手帳や文房具を新調するのに最適なタイミングです。心機一転、自分の目標や願いを書き出してみることで、一年の良いスタートを切りましょう。
【旬の食べ物】 わけぎ。ぬた(酢味噌和え)にするのが定番です。独特の香りと甘みが、冬の間に溜まった体の中の「気」を巡らせ、新陳代謝を助けてくれます。
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旬の魚: 初鰹(はつがつお)、メバル
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旬の野菜: クレソン、さやえんどう
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旬の花: 菫(すみれ)、木蓮(もくれん)
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季節の楽しみ: 入社・入学式

カタクリ山公園(那珂川町)
豊かな自然が息づくこの場所は、長年、地元の保存会の皆様の手によって大切に守り抜かれてきました。厳しい冬の間も欠かさず行われる下草刈りや、斜面の崩れを防ぐ地道な保全活動により、山野草の楽園を作り上げてきました。那珂川町が公園として整備しオープンして1年。地域の人々の想いと自然が共生するこの場所で、四季折々の彩りに包まれる穏やかなひとときをお過ごしください。
(画像:ホームページより)

啓蟄(けいちつ)3/5~3/20ころ
冬ごもりをしていた虫たちが、春の光に誘われて地中から這い出してくる時期です。
「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬眠している虫を意味します。ひと雨ごとに暖かさが増し、生き物たちが一斉に活動を始めるこの季節は、生命の力強い息吹に満ちあふれています。新しいことを始めるのにも最適な時期であり、自然界の躍動に合わせて、心も体も軽やかに動き出す準備を整えましょう。
第一候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
3/5〜9ころ 冬の間、土の中で眠っていた虫たちが、春の暖かさを感じて地上に姿を現す時期です。「虫」には、蟻や蜘蛛、カエルやヘビなど、冬眠する生き物すべてが含まれます。
【生活の知恵】 「啓蟄の雷(虫出しの雷)」が鳴ると、本格的な春の訪れと言われます。冬物の衣類を整理し、少しずつ春の装いへと切り替えていくことで、気分もリフレッシュされます。
【旬の食べ物】 鰆(さわら)。「魚に春」と書く通り、春を代表する魚です。この時期の鰆は身が柔らかく上品な味わいで、西京焼きや刺身で春の訪れを祝います。
旬の魚: 鰆(さわら)、赤貝(あかがい)、旬の野菜: 山葵(わさび)、ふきのとう、タラの芽)、旬の果物: 伊予柑(いよかん)、季節の楽しみ: 雛納め
第二候 桃始笑(ももはじめてわらう)
3/10〜14ころ 桃の花のつぼみがふっくらと膨らみ、開き始める時期です。古来、花が咲くことを「笑う」と表現しました。山々が桃色に染まり、景色が一気に華やぎます。
【生活の知恵】 春の陽気に誘われて、散歩やウォーキングを始めるのに良い時期です。足裏で地面をしっかりと感じながら歩くことで、冬の間凝り固まっていた筋肉をほぐしましょう。
【旬の食べ物】 土筆(つくし)。道端や土手にひょっこりと顔を出す土筆は、春の生命力の象徴です。袴を取って卵とじや佃煮にすると、春特有のほろ苦さを楽しめます。
旬の魚:蛍烏賊(ほたるいか)、鰊(にしん)、旬の野菜: 蕗(ふき)、ぜんまい、旬の花: 桃の花
第三候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
3/15〜20ころ 冬を越したさなぎが羽化し、紋白蝶へと姿を変えて舞い始める時期です。菜の花などの花々を渡り歩く蝶の姿は、春ののどかな風景の象徴です。
【生活の知恵】 卒業や進学など、別れと出会いが交差する時期でもあります。手紙を書いて感謝の気持ちを伝えたり、身の回りの片付け(断捨離)をしたりして、新しい季節を迎える心の余裕を持ちましょう。
【旬の食べ物】 新玉ねぎ。辛みが少なく、水分たっぷりで甘いのが特徴です。スライスしてサラダにすれば、春の瑞々しさをそのまま体に取り込むことができます。
旬の魚: 浅蜊(あさり)、桜鯛(さくらだい)、旬の野菜:芹(せり)、旬の花:ヒヤシンス、季節の楽しみ:ぼた餅

一瓶塚稲荷神社初午祭
佐野市の春を告げる「一瓶塚稲荷神社初午祭」が3/14、15に開催されます。江戸時代から続くこの祭典の見所は、北関東最大級の規模を誇る露店と、名物の「しんこ細工」です。色鮮やかな動物や縁起物を象った米粉の細工は、お土産にも大人気。朱色の鳥居が連なる境内が活気に満ちあふれ、商売繁盛や家内安全を願う参拝客で賑わいます。伝統と活気が交差する佐野の春をぜひ体感してください。(写真:佐野市観光協会提供)

とちぎの桜百選
栃木の春を彩る新企画がスタート!
県内各自治体や観光協会が推薦する「地元自慢の桜」を、桜前線に合わせ南から順にご案内します。
定番から穴場まで、お届けする画像は120枚。ホームページでお花見を満喫し、行ってみたい場所が見つかったらぜひ足を運んでみてください。あなたの知らない春が、そこに待っています。

雨水(うすい)2/19~3/4ころ
空から降るものが雪から雨へと変わり、積もった雪や氷が溶けて水になる時期です。草木が芽吹き始める準備を整え、農耕の準備を始める目安とされてきました。冷たい雨の中に春の確かな足音が混じり、眠っていた大地が潤いを取り戻していく様子は、私たちに静かな活力を与えてくれます。三寒四温を繰り返しながら、一歩ずつ春へと進む季節の移ろいを、五感で楽しんでみましょう。
第一候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)2/19〜23ころ
早春の柔らかな雨が降り注ぎ、冬の間乾燥していた土に潤いを与える時期です。しっとりと濡れた大地からは春の香りが立ち上り、土の中では植物の根が活動を再開します。
【生活の知恵】 雨水の日に雛人形を飾ると「良縁に恵まれる」と言い伝えられています。水が生命の源であることから、健やかな成長と幸せを願う大切な習慣です。
【旬の食べ物】 蛤(はまぐり)。対の殻以外とは決して合わないことから、夫婦円満の象徴とされます。この時期の蛤は身がふっくらとしていて、滋味深い味わいです。
旬の魚:竹麦魚(ほうぼう)、旬の野菜:明日葉(あしたば)、旬の果物:苺(いちご)、季節の楽しみ:春一番
第二候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)2/24〜28ころ
遠くの山々や景色が、ぼんやりと白くかすみ始める時期です。春の湿り気を含んだ空気が、冬の澄んだ景色を柔らかなベールで包み込みます。この現象を、昼は「霞(かすみ)」、夜は「朧(おぼろ)」と呼び分け、古来より風情を楽しんできました。
【生活の知恵】 「春の皿には苦味を盛れ」と言われます。冬の間に溜まった老廃物を、春野菜の苦味が排出を助けてくれます。毎日の食事に少しの苦味を取り入れ、デトックスを意識しましょう。
【旬の食べ物】 春キャベツ。葉が柔らかく、巻きがゆるいのが特徴です。生で食べればビタミンを効率よく摂取でき、独特の甘みが心を解きほぐしてくれます。
旬の魚:鯥(むつ)、旬の野菜:菜の花、チコリー、季節の楽しみ:三寒四温
第三候 草木萌動(そうもくめばえいずる)3/1〜4ころ
草木がようやく芽吹き、大地がうっすらと緑色に色づき始める時期です。日差しに誘われるようにして、地面からは小さな命が顔を出し、木々の先には柔らかな新芽が宿ります。
【生活の知恵】 季節の変わり目は、肌が敏感になりやすい時期でもあります。丁寧な保湿を心がけ、内側からは水分をたっぷり摂って、瑞々しい草木のように心身の潤いを保ちましょう。
【旬の食べ物】 わけぎ。ネギとエシャロットの交配種で、春の訪れとともに旬を迎えます。「ぬた(酢味噌和え)」にすると、爽やかな香りと甘みが引き立ちます。
旬の魚:蛤(はまぐり)、山独活(やまうど)、旬の花:猫柳(ねこやなぎ)













